妊婦外来
妊婦検査について
こんな時に妊婦検査を受けましょう
- 妊娠検査薬では陰性の判定が出たが、月経(生理)が1か月以上遅れている。
- もともと生理不順で、妊娠に気づかなかった。妊娠検査薬では、陽性の判定が出た。
妊娠検査のタイミングは、毎月規則正しく月経がきている人で、1~2週間以上遅れた場合などが目安となります。
ただし、妊娠3~4週ごろの早い段階ですと、医師による内診や検査でも、きちんと結果が出ないこともあるので注意しましょう。
また市販の検査薬の判定結果はあくまでも参考程度に考えることが望ましいです。
検査薬で妊娠がわかった場合でも、子宮外妊娠などの異常妊娠の可能性もあるので、正常妊娠かを確認するためにも専門医の診察は欠かせません。
診察の流れ
診察の流れは以下のようになります
- [1]受付
- [2]問診票の記入
- 問診票では受診の目的(妊娠の診断・避妊/妊娠の相談・検診希望 等)、体調の変化の有無、月経に関する質問、妊娠・出産経験の有無などをお伺いします。
- [3]尿検査
- 診察の前にホルモンの様子を調べるために尿検査を行います
- [4]医師の問診
- 医師による問診にて、現在の状態や症状などを詳しくお伺いします。
- [5]医師による内診・触診
- 医師が直接膣の中に指を入れ、子宮や卵巣などの状態を調べます。
子宮の位置や大きさ、形、やわらかさなどを確認し、子宮筋腫、卵巣嚢腫、卵巣がんの発見にも役立ちます。
- [6]超音波検査
- 超音波を体にあて、はね返ってくるエコー(反射波)を画像化して、子宮や卵巣などの状態を調べます。
超音波を発するプローブ(探触子)をおなかの上から当てる経腹(けいふく)法と、指の太さほどのプローブを直接腟内に入れて行う経腟(けいちつ)法があります。
検査で得られる情報はモニター画面に映像として表出されて、検査結果はその場で説明されます。
- ※妊娠検査は基本的に自費診療となります
妊婦外来のご案内
お母さんが笑顔で子供に語れる良いお産を目指して、お母さんと赤ちゃんに寄り添う心を大切にしています。
産婦健診(2週間健診)
- 運営の基本
退院後のお母さんの産後の体調が順調に経過し、赤ちゃんのことや母乳に対する不安がないか確認し、支援することで育児がスムーズに行われ母児の愛着形成を育むことができる
- 対象となる方
産後5~21日までのお母さんと赤ちゃん退院時に予約日をお知らせします。
お住いの市区町村により補助券がありますのでご確認下さい。それ以外の方は健診代がかかります。
- 診察相談内容
- 1. 悪露や子宮の収縮、創部の状態の確認(異常があれば医師の診察に回します)
- 2. 赤ちゃんの体重のチェックと母乳の飲み取り量や母乳不足感、母乳トラブルの相談
- 3. 育児の対する不安の相談
- 4. 心のアンケートや赤ちゃんに対する気持ちのアンケートを用いてメンタルヘルスのケアを行う
- 場所と時間
- 月~土(祝日を除く) 9:00~11:00 【完全予約制】
- 持ち物
- 母子手帳、退院時予約日をお知らせする時に渡した心のアンケートを記入
- 2週間健診の補助券
- 補助対象外の方は健診代6000円かかります。
- 赤ちゃんの着替え・オムツ・ミルクなど
産婦健診(1ヶ月健診)
- 対象となる方
堀病院でご出産された産後28日以降のお母さんと赤ちゃん
退院時に予約日をお知らせします。お住いの市区町村により補助券がありますのでご確認ください。
- 診察相談内容
- 1. 医師の診察(悪露や子宮の収縮、創部の状態の確認)、採血(貧血チェック)、尿検査、血圧測定
- 2. 赤ちゃんの体重のチェックと全身状態についての相談
- 3. 心のアンケートや赤ちゃんに対する気持ちのアンケートを用いてメンタルヘルスのケアを行う
- 日時
- 火・木・土(祝日を除く) 13:00~14:00 【完全予約制】
- 持ち物
- 診察券・保険証
- 母子手帳
- 補助券
- 心のアンケート(エジンバラ質問票)
- 乳児健康相談票
- 赤ちゃんの着替え、オムツ、ミルク(お湯)
- 補助券対象外の方はお母さん7,000円、赤ちゃん5,500円かかります。